利用者20万事業者「助太刀」が運営する転職サイト

転職サポート

「転職活動って何から始めたらいいかわからない...」「転職って不安...」
という方のために、
企業の探し方や履歴書の書き方、
面接のポイントまで転職を成功に導くための
ノウハウをご紹介します!

  1. トップ
  2. 転職サポート
  3. 建設業の豆知識
  4. 資材運びによる腰痛を防ぐ!簡単にできる予防法まとめ

建設業の豆知識

ライフハック

資材運びによる腰痛を防ぐ!簡単にできる予防法まとめ

腰痛は、建設業に関わる職人の中でも特に多く発生する悩みです。腰痛を予防するためには、腰痛の原因やメカニズムを知り、腰痛になりやすい作業や姿勢を避けることが大切です。また、ストレッチや健康器具、医薬品、適度な運動などを活用して、腰痛を予防・改善することができます。
以下に、建設業に関わる職人が腰痛を予防・改善するための手軽な方法をまとめました。

未来の可能性、覗いてみよう

助太刀社員に登録して企業からスカウトを受け取ろう! いますぐ転職を考えていない方も、将来の為に登録を!

会員登録はこちらから

腰痛の原因・メカニズム


腰痛は、体の重心である腰部が過度の負荷を受けた結果生じます。腰は上半身と下半身を結びつけ、体の重心を保持する重要な位置にあります。そのため、日常生活や仕事中の様々な動作により、腰には大きな負荷がかかります。
腰部の構造を理解すると、その負荷がどのように支えられているかが明確になります。腰は脊柱(背骨)と骨盤などの骨格によって支えられています。さらに、これらの骨格を包むように腹筋、背筋、大腰筋、大殿筋、脊柱起立筋などの筋肉が存在し、骨格とともに負荷を支えます。また、筋膜や靱帯なども発達しており、これらの要素が組み合わさり、腰の動きをコントロールし、バランスを保つのです。
しかし、このように強固な構造で支えられているにも関わらず、多くの人が腰痛に悩まされるのは、身体のバランスが崩れた結果であることが多いです。特に左右のバランスが崩れると、腰痛や肩こりなどの問題が起こりやすくなります。日常的に片側だけを使う動作を繰り返すと、このバランスの崩れが起こりやすくなるため、注意が必要です。

また、腰痛の原因として、腰周辺の筋肉や靱帯などの疲労も無視できません。特に現場での重労働で腰に過大な負荷がかかる場合、これらの部位の疲労が蓄積し、腰痛を引き起こす可能性があります。
腰痛の予防や改善には、腰周辺の筋肉を適度に鍛え、筋肉のストレスを解消するストレッチなどが効果的です。また、日常的な動作で身体の左右のバランスを保つように意識することも大切です。作業中の動作が片側に偏る場合は、バランスを取り戻す運動を行うと良いでしょう。
(※参考:中央労働災害防止協会「運送業務で働く人のための 腰痛予防のポイントとエクササイズ」)

腰痛になりやすい作業や姿勢

ここでは、腰痛になりやすい作業や姿勢と、腰痛の防止方法をご紹介します。

重いものを持ち上げる

現場などで重い物を持ち上げるときに腰を守るために、以下のことを心掛けることが重要です
腰よりも膝を使う
重いものを持ち上げる際は、膝を深く曲げてから持ち上げることが大切です。これにより、重力の中心を低く保つことができ、腰への負担を軽減することができます。
重いものを身体に近づける
持ち上げる物を身体に近づけることで、バランスを保ちやすくなります。また、これにより物を持つ力が均等に分散され、腰への過度なストレスを避けることができます。
左右の重さを均等に保つ
重いものを一方の手だけで持ち上げると、身体のバランスが崩れ、腰に無理な負荷がかかります。なるべく物の重さを左右均等に分散させるようにしましょう。
正しい姿勢を保つ
背筋を伸ばし、肩を後ろに引き、頭を高く保つことで、体全体のバランスを保つことができます。また、これにより脊椎の正しいアライメントが保たれ、腰への過度な負荷を防ぐことができます。
これらの要点を覚えておくことで、重い物を持ち上げる際の腰痛を軽減することが可能となります。
(※参考:中央労働災害防止協会「運送業務で働く人のための 腰痛予防のポイントとエクササイズ」)

前傾姿勢

長時間前傾姿勢を続けると、腰に負担がかかり、身体のバランスが崩れ、慢性的な腰痛につながる可能性があります。以下に、立っているときと座っているときの正しい姿勢について説明します。
立っているときの正しい姿勢:

  • 肩をリラックスさせ、後方に引きます。これにより、胸が開き、呼吸が楽になります。
  • 頭が背骨の真上にくるように意識します。これにより、首と腰への過度なストレスが軽減されます。
  • 脚は肩幅に開き、両足をしっかり地面につけます。これにより、体全体のバランスが保たれます。
  • 膝は微妙に曲げておき、完全にロックしないようにします。これにより、脚への負荷が軽減されます。

座っているときの正しい姿勢:

  • 座面に尾骨がしっかりと接するようにします。これにより、腰への支持が強化されます。
  • 背もたれを使用し、背中全体をサポートします。背もたれがない場合は、腹筋を使って背筋をまっすぐ保ちます。
  • 足は床にしっかりとつけ、膝は90度の角度を保ちます。足を組むと体のバランスが崩れるため避けます。
  • 頭が背骨の延長上にあるように保ちます。

これらの姿勢を意識することで、日常生活の中での腰への負荷を軽減し、腰痛の予防につながります。

背もたれに寄りかかる

長時間座りっぱなしの姿勢、特に背もたれに深く寄りかかる姿勢は、腰痛を引き起こす可能性があります。これは体重の一部が腰部に集中し、腰に不必要な圧力を加えるためです。
そのため、以下のことを心掛けて、座りながらも健康的な姿勢を保つことが重要です。

  1. 正しい姿勢を保つ: 座っているときにも背筋を伸ばし、肩を後ろに引き、頭を背骨の延長上に保つことで、正しい姿勢を保つことができます。これは座るときでも立っているときと同じ姿勢です。
  2. サポートを使用する: 腰枕やエルゴノミックな椅子を使用することで、自然な脊椎のカーブをサポートし、腰痛を予防することができます。
  3. 頻繁に動く: 長時間座っていると筋肉が緊張し、血行が悪くなるため、定期的に立ち上がってストレッチをしたり、歩いたりすることが推奨されます。

これらの要点を覚えておくことで、座っている時の腰痛を軽減し、健康的な姿勢を維持することができます。

腰痛予防・改善方法

腰痛の予防は非常に重要で、それによって作業能力や生活の質が大きく影響を受ける可能性があります。以下に、腰痛を予防するために効果的な方法を5つ紹介します。

  1. 適切な体重維持: 適切な体重を維持することは、腰部への不必要な負担を軽減し、腰痛の予防に役立ちます。適度な運動と健康的な食事は、体重管理に重要です。
  2. 適切な運動: 筋力と柔軟性を維持することは、腰部を支え、腰痛を予防するのに重要です。特に、腹筋と背筋を強化する運動は腰を支え、正しい姿勢を保つのに役立ちます。
  3. 正しい姿勢: 立っているとき、座っているとき、物を持ち上げるときなど、日常生活のあらゆる場面で正しい姿勢を保つことは、腰部への負担を軽減し、腰痛を予防します。
  4. ストレス管理: ストレスは筋肉の緊張を引き起こし、腰痛の一因になることがあります。リラクゼーションテクニック、深呼吸、ヨガ、マインドフルネスなどのストレス管理テクニックを学ぶと良いでしょう。
  5. 喫煙を避ける: 喫煙は血液の流れを阻害し、脊椎の健康を損ないます。これは腰痛のリスクを高める可能性がありますので、喫煙は避けるべきです。

これらの方法を実行することで、腰痛を予防し、健康的な生活を維持することが可能となります。

ストレッチもおすすめ

腰のストレッチは、腰部の筋肉と関節の柔軟性を改善するのに役立つ簡単なエクササイズです。具体的には、次のような方法で行われます。

  1. 足を肩幅以上に開き、立った状態から始めます。
  2. その後、両手を膝に置き、背筋をまっすぐ保ったままゆっくりと腰を下げていきます。このとき、体重を足元に落とし、腰に負担がかからないように注意することが重要です。
  3. その姿勢を20〜30秒間保持します。その間、深呼吸を行い、体をリラックスさせます。
  4. 姿勢をゆっくりと元に戻し、これを2〜3回繰り返します。

このエクササイズは腰痛の予防だけでなく、既存の腰痛の緩和にも役立つことがあります。ただし、ストレッチ中に痛みを感じる場合は、すぐに停止し、医療専門家に相談してください。

前屈の効果

前屈は、腰部だけでなく、大腿部後面(ハムストリング)の筋肉の柔軟性も高めます。前屈の実行方法は以下の通りです。

  1. 立った状態から始め、足は肩幅に開き、背筋をまっすぐに保ちます。
  2. その後、上半身を前方に倒します。可能であれば手を足元まで伸ばし、足の指先または足首を軽くつかむことを目指します。ただし、無理に手を伸ばさず、自分の身体が許す範囲で行います。その際に腰や背中に不快感や痛みを感じたら、すぐに止めてください。
  3. この姿勢を20〜30秒間保持し、その間に深呼吸を行い、体をリラックスさせます。
  4. ゆっくりと元の立った姿勢に戻ります。これを2〜3回繰り返します。

前屈は筋肉の伸張を促し、筋肉の緊張を和らげる効果があります。したがって、前屈は適切に行われれば、腰痛の予防や緩和に役立つことがあります。
他にも動画で腰痛に効くストレッチもご紹介します。
股関節つまりを解消!5分でできる筋膜リリース法。股関節が硬い人もOK!!

筋力を強化する

腰痛を予防するためには、腰周辺と両脚の筋肉を強化することが重要です。定期的な運動により筋力を向上させることができます。毎日の運動メニューとしては、ウォーキング、軽い筋トレ、ヨガなどがあります。これらは腰痛予防に役立つだけでなく、全体的な健康状態の向上にも寄与します。

寝方を見直す

睡眠時の姿勢も腰痛に影響を与える可能性があります。特に仰向けで両脚をまっすぐ伸ばしたり、うつ伏せになったりする姿勢は腰に負荷をかけやすいとされています。寝るときには、横向きになり、膝を少し曲げた状態で寝ることが腰痛予防に良いとされています。この姿勢は脊椎を自然なS字カーブに保つのを助け、腰への負荷を減らすといわれています。
以下の動画では自宅で手軽にできる腰痛予防・軽減のための腰伸ばしストレッチをご紹介します。
【腰痛軽減】2分間の腰伸ばしストレッチ(キャットアンドドッグ、姿勢改善)

まとめ

建設業に関わる職人が腰痛を予防・改善するためには、腰痛の原因やメカニズムを知り、腰痛になりやすい作業や姿勢を避けることが大切です。また、ストレッチや健康器具、医薬品、適度な運動などを活用して、腰痛を予防・改善することもできます。腰痛は、日常生活での姿勢や作業習慣の改善、適切な運動などで予防・改善することができます。腰痛は生活の質を大幅に低下させる可能性があります。腰痛に対する予防策を定期的に実施し、健康的な生活を維持することが大切です。

【あなたの理想の職場探しに】建設業に特化した求人をご紹介!

幅広い職種であなたにあった求人が見つかる!高収入、土日休みの企業も掲載!いますぐ転職を考えていない方も、登録するだけでスカウトメールが届きます。
ご自身の市場価値を確認して、より良いキャリアを作っていきましょう!

※その他、新着求人はこちら

この記事を書いた人


株式会社助太刀マーケティングチーム

助太刀社員 転職サポート編集部

助太刀社員 転職サポート編集部です。転職にまつわるお悩みや疑問にお答えし、より良いキャリアを作っていけるようにお手伝いさせて頂きます。


読んだ記事をシェアする

転職成功事例

転職ノウハウ

転職コラム

職種特集

建設業の豆知識

企業紹介