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消防設備士の転職は難しい?|防災会社に有利に転職する方法

「転職を考えているけど、自分に向いている仕事や転職先があるのか?」そんな不安になることがあると思います。
建設業の転職は年々ハードルが低くなっており、現状では転職の難易度が下がりつつあると言われています。

難易度が下がっている原因は、「職人や管理をする人材の人手不足」です。
現場では
・若手の職人さんが少ない
・職人さんの平均年齢が上がってきている
・ベテランの職人さんの技術の継承が進まない
以上の理由があり、建設業の転職の難易度は下がっていると言われています。

私は防災会社に勤める現役の消防設備士です。勤続年数15年目で建設業界のことは人より少し詳しいです。
新築の現場に火災報知機や消火栓の新設工事に行きますが、他社の作業員に話を聞くと若い人が少ないという話をよく耳にします。
建設業の人手不足は職人さんの間でも話題の一つです。

今回紹介する「消防設備士の転職」は比較的簡単な部類に分類されます。
しかし簡単とはいえ、転職に向けて「努力や勉強」が必要になりますので、誰でも消防設備士になれる訳ではありません。

今回の記事では消防設備士の仕事をしたい方向けに「防災会社に有利に転職する方法」を教えます。
防災会社に勤めたい人や消防設備士の仕事に興味のある方に役に立つ記事です。

それではいきましょう。

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消防設備士の転職は難しいのか?


消防設備士の転職は、建設業の中でも比較的簡単だと言われています。
冒頭でもお伝えしたように、人手不足による影響で未経験の方でも採用されやすいです。
やる気がある方なら面接を通過し採用に至るでしょう。
未経験の方の最初の仕事は「先輩や職人の作業補助」になります。資格を取って責任のある仕事をどんどんこなせば仕事を任せられるという立場になっていくと思います。

また資格を取得して、知識や経験を積めばステップアップが望めます。
大きな防災会社や防災メーカーなどにステップアップできれば年収があがり、福利厚生も手厚くなるため転職のメリットが多くなります。

私の元同僚が転職活動をして「3社のメーカーから内定」をいただいたという事例があります。
消防設備士の必要な資格を全て取得していて、複数年の作業経験があればメーカーの中途の募集でも採用に至ったと伺いました。
消防設備士の転職は人手不足の影響で採用されやすく、資格や経験があればステップアップも望めるので比較的転職が簡単と言われています。

防災会社の転職は選択肢に入れるべきか?

「防災会社の転職は選択肢にいれるべきか?」という相談をいただくことがあります。私の答えは選択肢に入れるべきだと伝えています。
なぜなら、防災会社は「消防法のおかげで仕事がなくなることが絶対にない」、「会社が倒産するリスクが限りなく低い」などの理由があります。

防災の仕事は「点検や施工をメインに仕事を請け負う防災会社」と、「感知器や火災受信機などを作っている防災メーカー」に分かれます。
私が勤める防災会社は前者で、点検をメイン業務として行っています。

仕事の例を一つあげると、消防点検を行った結果、修繕が必要な場合があります。
火災報知器を点検すると、「感知器が故障している」、「感知器本体がサビていて誤作動しそう」などの修理箇所が見つかります。
防災意識の高いお客様は、修繕や予防のご提案をすると積極的に話を聞いてくれます。
お客様と信頼関係を築き、提案内容がバッチリはまると修繕依頼を受注できます。
修理や修繕の工事を多く受注し、会社の売り上げや利益をあげることで、必要な人材になれるでしょう。

職種や会社を選ぶときは、「倒産しない会社を選ぶ」ことが大事です。
せっかく就職した会社が2. 3年で潰れてしまったら辛いと思います。
その点、防災会社は仕事が多く潰れる心配がありません。

以上の理由から、防災会社の転職は選択肢に入れていいと断言します。

防災会社へ有利に転職方法する方法


防災会社へ有利に転職するための方法は以下の3点
・Webの求人媒体に登録する
・消火器の点検資格(乙種6類)を取得する
・消防設備点検資格者講習を受けて転職活動に望む

それぞれ説明します。

Webの求人媒体に登録する

現代の転職方法として便利なツールは「スマホを使って転職」することです。
中でもマッチングサービスの成長が著しく、アプリやサービスが多く存在しています。
・自宅や職場で転職活動ができる
・登録しておけば通知がくる
・オンラインで面接を受けられる企業が多くある
以上のメリットがあります。
昔のように、職安に行って調べないとわからないことが「スマホやパソコン」で簡単にできる時代になりました。
気になる仕事や職種が表示されると、すぐに応募できる良さがあります。上手く活用できると素早く好条件の会社に転職することが可能になるでしょう。

マッチングサービスの転職について詳しくは別記事に紹介しています。
関連記事|「建設業の縁故入社はもう古い?!ネットを使って転職する方法3選」

をご覧ください。

消火器の点検資格(乙種6類)を取得する


消防設備士の転職は資格があると非常に有利になります。
なぜなら、資格がないと仕事にならないからです。。
例えば、みなさんのご自宅や会社にある消火器。
消火器を点検して報告するには「消防設備士乙種6類」の資格が必要になります。
資格は国家資格で、勉強しないと取得できない難易度です。

受験資格はなく学生や主婦の方でも受験することができます。
消防設備士の仕事をしてみたい方や興味がある方はまずこの資格の取得をおすすめします。
試験では消防法を勉強する必要があり、覚えた知識は実際に火事が起きた時にも役に立ちます。

もし未経験者を採用する場合、会社としては全くの素人より資格を持った知識がある人の方が採用される確率は上がります。
以上のことから、消防設備士の資格を持って転職活動をすることが有利になる理由です。

消防設備点検資格者講習を受けて転職活動に望む

消防設備の点検をするには資格が必要です。
しかし、
・勉強が苦手な方
・試験が嫌いな方
・忙しくて勉強時間が取れない
そんな方に「消防設備点検資格者」という資格がおすすめです。

日本消防設備安全センターが開催する講習を受ければ、「消防設備の点検ができる」「消防署に点検書類の申請ができる」など、資格保持者と同じ点検業務ができます。
消防設備点検資格者は一種と二種があるため、何の点検ができるかはホームページをご覧ください。
日本消防設備安全センター外部リンク


ただし消防設備点検資格者では消防設備の工事ができないのでご注意ください。
工事の仕事をやってみたいという方は「消防設備士甲種」の資格が必要になります。

消防設備点検資格者を持っていると転職活動が有利になることは確実です。

自分の価値を高めるには?

自分の価値を高める方法は、建設業に古くから言われる「仕事は見て盗め」という言葉があります。
私が防災会社に入った15年前では仕事を1から丁寧に教えてくれる人はいませんでした。
「先輩の仕事を横目で見て学ぶ」、「終業後に職場に残って先輩の作業の真似や練習をする」私はそうやって知識や経験を積んできました。
昔と比べて、現代の建設業では仕事は見て盗めというと若い子は、「教えてくれない!」「マニュアルがない」と言い辞めてしまいます。
しかし、お手本となる先輩がいることは「最高の環境」であることを認識するべきです。
1から試行錯誤して経験を積むより、できている人や先輩の真似をすることで成長のスピードは断然早くなります。
苦労することは辛いですが、いち早く一人前になることが会社員の勤めだと思います。
自分の価値を高めるためには「仕事を見て盗む」と言われる言葉は非常に重要です。
「教えてくれないから辞める」ではなく自分から仕事を見て盗むことで自分の価値が高まっていくことでしょう。

まとめ

今回の記事では消防設備士の転職は難しいのか?防災会社に有利に転職する方法をご紹介しました。
「消防設備士に興味がある方」や「これからは手に職だ!」と思う方はWebの転職サービスがおすすめです。記事の内容を意識して転職活動をすると他の人よりも一歩リードした転職活動になると思います。
資格を取って自分の価値を高めることで採用される確率もあがりますので、勉強をすることが非常に重要だとわかるはずです。

これから消防設備士になってみたい方はこの記事が参考になれば幸いです。

最後までありがとうございました。

[文/あき]

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この記事を書いた人


あきブログ

あき@消防設備士ブロガー(webライター)

防災会社に勤める現役消防設備士 保有資格 消防設備士甲種1-5類、乙種6-7類、第二種電気工事士ほか 消防設備のお悩み相談室のブログを運営中


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