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転職成功事例

施工管理

スイミングから鉄道保守へ 異色のキャリアで掴む「安定・成長・やりがい」

インタビュー者紹介


根本 氏
38歳、茨城県土浦市出身。現在は東京都世田谷区に在住。
大学卒業後、大手スイミングスクールで約9年間インストラクターとして勤務。その後、建設業界に転身し、サブコンの施工管理、計装企業の電気工事士、派遣の施工管理などを経験。
父親の病気を機に転勤のない働き方を求め、2024年11月に東鉄メンテナンス工事へ入社。
趣味は、近所に住む後輩と過ごすこと、教え子の試合観戦など。

根本氏が選んだ会社はこちら

・東鉄メンテナンス工事株式会社(以下、東鉄メンテナンス工事)
首都圏の鉄道インフラの安全・安定輸送を支える鉄道土木メンテナンス工事の専門会社。
東鉄工業株式会社のグループ会社として、首都圏内の鉄道の維持修繕工事を専門に手掛けている。

この記事のポイント

この記事からわかる転職成功のポイント

異業種から建設業、そして専門分野へ

ーーこれまでのご経歴と、今回転職されるまでの経緯を教えてください。
根本氏:大学卒業後は、新卒で大手スイミングスクールに就職し、インストラクターとして約9年間、勤務しました。

ーーそこから建設業に転職されたのですね。きっかけは何だったのでしょうか?
根本氏:スイミングスクール時代、親が入院してしまい、地元を離れられない状況になったのですが、会社から四国への転勤を命じられました。
もともと「スポーツ教育の仕事を地元で続けたい」という気持ちが強かったので、本社を離れることになったのはかなり辛い判断でした。
同業他社への転職も難しい業界のため、途方に暮れていました。

そんなとき、プールのメンテナンスで付き合いのあった外壁補修業者の職長さんに相談したところ、「建設業なら今からでも十分やれる」と背中を押され、設備の施工管理会社に転職しました。

ーー設備の施工管理ではどのような経験を?
根本氏:タワーマンションやオフィスビル、オリンピックの選手村など、大規模な現場も経験しました。サブコンの立場で、約3年半働いていました。

ーーなぜ設備の施工管理を辞められたのですか?
根本氏:やはりサブコンの立場ですと、ゼネコンの意向に左右されることが多く、理不尽さを感じる場面が少なくありませんでした。
たとえば、建築工事の都合で工期が短縮されたり、変則的な時間に作業せざるを得なかったり。


また、現場の職人さんとの関係性にも難しさを感じていました。
30歳を過ぎてからの業界入りだったので、職人さんから厳しい言葉を受けることもあり、「自分が職人になって職長になれば、もっと主体的に仕事ができるのではないか」と考えた時期もありました。

その後、計装の電気工事会社に移りましたが、残念ながらその会社は倒産してしまいました。
以降は、知人の人材派遣会社で、派遣の施工管理として働いていました。

家族の事情と将来を見据え、転勤のない会社へ

ーー今回の転職活動の直接的なきっかけは何だったのでしょうか?
根本氏:父の病状が悪化し、「もう長くないかもしれない」という状況になったことです。それまで勤めていたプラント管理の仕事は全国転勤が必須でした。北海道、九州、四国…と、実家(茨城)から2時間以内で駆けつけられる距離を超える場所ばかりでした。

次に担当する予定だった現場も北海道だったので、今後のことを考え、転勤のない会社で腰を据えて働きたいと強く思い、退職して転職活動を始めました。
当時は地方にいたため、働きながらの転職活動は難しく、一度リセットして実家から近い場所に戻ってきました。

ーー転職活動はいつ頃、どのくらいの期間行いましたか?
根本氏:2024年の10月から始めて、2〜3週間くらいです。

ーー転職活動で最も重視した点は何でしたか?
根本氏:「転勤がないこと」、そして「実家から2時間以内」の勤務地であること。これが絶対条件でした。

ーー建設業の中でも、鉄道インフラに注目された理由は?
根本氏:将来を考えたとき、建築の新築需要は徐々に縮小していくのではないかと感じていました。代わりに、メンテナンスや改修の重要性が増してくると考えました。
特に鉄道のような社会インフラは暮らしに欠かせない存在であり、将来的にもなくならない仕事だと思いました。
そういった背景から、インフラ関係、特に鉄道関連の会社に絞って探しました。

ーー求人探しはどのように?
根本氏:助太刀社員を使いました。ネット検索で見つけ、建設業の求人が多く、知っている企業も掲載されていたので登録しました。探したい業種を絞りやすかったのも良かったです。

鉄道インフラ特化と「人」が決め手

ーー東鉄メンテナンス工事の求人を見て、どう思われましたか?
根本氏:他に検討していた会社は、新築工事とインフラ工事を両方扱っているところが多かったのですが、東鉄メンテナンス工事は鉄道工事に特化している点が魅力でした。
あとは絶対条件だった「転勤がないこと」です。

鉄道工事には夜勤が伴うことも理解しており、その点も問題ありませんでした。
ただ、鉄道という全く異なる分野への不安はありました。


ーー最終的に入社を決めた理由は何だったのでしょうか?
根本氏:面接では、社長・副社長・総務部長の三名から直接、仕事内容や会社のことを丁寧に説明いただけたことです。未経験の私に対して、これほどまでトップの方々が真摯に対応してくださるのか、と感銘を受けました。

その場で「ぜひ来てほしい」と言っていただき、「この会社なら信頼できる」「大切に育ててくれる」と感じ、すぐに入社を決めました。


ーー面接では、未経験であることへの不安なども話されましたか?
根本氏:はい。特に土木工事は未経験だったので、その点は正直にお伝えしました。
ですが、面接で仕事のやりがいや具体的な業務内容、入社後のフォロー体制などを詳しく説明していただき、「未経験でも大丈夫ですよ」と言っていただけたので、安心して一歩を踏み出すことができました。

未経験分野での挑戦と新たなやりがい

ーー入社してみて、入社前のイメージとのギャップはありましたか?
根本氏:鉄道工事では、書類作成や許認可申請、安全管理に関する手続きが多い点は意外でした。

サブコンやゼネコンでの現場経験とはまた違う、鉄道特有のルールや専門用語が多くて。例えば線路内に入るだけでも特別な手続きが必要だったりします。覚えることは多いですが、それだけ安全への意識が徹底されていると感じています。

ーー現在はどのようなお仕事をされていますか?
根本氏:現在は上司のもと、OJTで業務を学んでいる最中です。書類の書き方から、現場での作業の流れ、職人さんへの指示の出し方、工事ごとのノウハウ、竣工書類の作成まで、一つひとつ丁寧に教えていただいています。

ーー仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか?
根本氏:私たちが普段当たり前に利用している電車が安全に運行できているのは、誰かが日々メンテナンスをしているからです。
その「当たり前」を支える側に自分が立てる、というのは大きなやりがいです。社会的な意義も非常に大きい仕事だと感じます。

ーー職場の雰囲気はいかがですか?
根本氏:皆さん、私が未経験であることを理解した上で、本当に丁寧に指導してくださいます。
もちろん、自分でも常に課題意識を持ち、学ぶ姿勢を大切にしていますが、温かく迎え入れてもらえていると感じています。

ーー未経験で苦労した点や、それをどう乗り越えようとしていますか?
根本氏:初めて夜勤の現場に行った日が、どしゃ降りの雨だったんです。
その時、「もし自分が一人でこの状況に対応しなければならなくなったら…」と少し不安を感じました。
でも、これも含めて貴重な経験だと捉え、どんな状況でも落ち着いて対応できるよう、日々学んでいます。

ーー給与や待遇面はいかがですか?
根本氏:入社前に詳細な条件を確認していたので、ギャップはありません。前職よりも給与は上がりましたし、業績に応じた賞与が年3回しっかりと支給される点もモチベーションになっています。
会社が社員へきちんと利益を還元しようという姿勢からも、「大切にされている」と感じます。

ーー今後の目標を教えてください。
根本氏:まずは、担当する工事の概要や基礎知識をしっかりと身につけること。そして、任されている書類作成などを、早く正確にこなせるようになることです。
少しずつでもチームや会社に貢献できる業務を見つけ、着実に自分のスキルとして習得していきたいです。

ーー最後に、同じように異業種からの転職を考えている方へメッセージをお願いします。
根本氏:求人票に書かれている情報だけでは、会社の本当の姿はわかりません。もし迷っているなら、まずは応募して、面接で面接官や、将来一緒に働くかもしれない社員の方々と直接話してみてください。

積極的に質問し、不安や疑問点を解消するとともに、その会社の雰囲気を感じ取ることが大切だと思います。まずは一歩、行動してみることが大事だと思います。

採用担当者の声


東鉄メンテナンス工事株式会社 代表取締役社長 宮田 健太郎 氏

根本さんのように、強い意欲を持って新たなキャリアに挑戦してくれる仲間を迎えられたことは、会社の将来にとって非常に心強く、喜ばしいことです。

私たちが採用で重視しているのは、経験はもちろんですが、それ以上に「ここで頑張りたい」「新しいことを吸収したい」という熱意です。
面接でその方のポテンシャルを感じれば、たとえ未経験であっても、責任を持って育成していきたいと考えています。根本さんは、まさにそうした私たちの想いに応えてくれる人材です。

もちろん、入社後は簡単なことばかりではありません。鉄道工事特有のルールや専門知識など、覚えるべきことは沢山あります。
だからこそ、私たちは社員の成長にしっかりと投資していきます。

根本さんが、これからさまざまな壁を乗り越えながら大きく成長し、近い将来、当社の中核を担う存在として活躍してくれることを、心から期待しています。

東鉄メンテナンス工事株式会社の求人はこちら

この記事を書いた人


株式会社助太刀マーケティングチーム

助太刀社員 転職サポート編集部

助太刀社員 転職サポート編集部です。転職にまつわるお悩みや疑問にお答えし、より良いキャリアを作っていけるようにお手伝いさせて頂きます。


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