製造業から建設業へ。ライフステージの変化にも活かせた、溶接と重量鳶のキャリア

インタビュー者紹介

・黒澤 雅紀さん
30歳、高校卒業後、工場や鉄工所にて鉄骨鳶、重量鳶、溶接などのお仕事を経た後、同職種にて株式会社奥井組に転職。
年子の2児の父。

黒澤さんが選んだ会社はこちら

・株式会社奥井組
埼玉県入間市を拠点にし、運輸、物流、プラント機構など8つの事業を展開。お客様のニーズに合わせた最適なソリューションと高品質なサービスの提供している、

この記事のポイント

・製造業で重量鳶、溶接、鉄骨鳶を経験していた職人が、ライフスタイル変化により転職を決意。
・カジュアル面談を経て、安心して転職を果たす。
・前職の経験を活かし、重量鳶として現場で活躍。将来は溶接の職長も期待される。
・家族と過ごす時間が増え、収入も安定。

家族との時間を大切にすべく転職を決意

ーーまず、今までのご経歴を教えてください

黒澤：高校を卒業して、プラント業界の工場で3年勤務しました。そこで重量物の据付をしたり、足場を組んだり、溶接やガスを使った鍛冶を行ったりしていました。
2社目は鉄工所に勤めて、そこでは主に鉄骨の組立や溶接、現場での建てつけを行っていました。

ーー資格や職長のご経験もおありになりましたか？

黒澤：資格はアーク溶接、ガス溶接、フォークリフト、玉掛け、半自動溶接を持っています。職長の経験はないですが、2社目の工場では副工場長でした。

ーー転職を考え始めたきっかけなどありましたか？

黒澤：2年ちょっと前に結婚して、子どもができたこともあり家を買いました。ですが、家が狭山市で工場が秩父市だったので、通勤が3時間ほどかかってしまっていました。

ーー3時間はつらいですね。

黒澤：子どもが生まれたばかりだったのですが、平日に子どもの面倒を見ることができないのがつらかったです。

ーーいつくらいから転職先を探されましたか？

黒澤：去年の4月くらいから探し始めましたが、本格的に探すというよりは、「いい会社があれば」くらいの感覚で探していました。

ーー転職活動をするなかで、条件や職種、地域など重要視していたものはありますか？

黒澤：まずは家から近いことでした。その上で、今までやってきた経験や技術が活かせる会社を探していました。本格的に転職先を探しはじめたのは7月くらいです。

“カジュアル面談”で不安を払拭

ーー転職先はどうやって探しましたか？

黒澤：助太刀アプリを見て、自分宛てに届いていたスカウトメールを見ました。

ーーその中で奥井組様を選んだんですね。奥井組様の良かった点はなんでしたか？

黒澤：自宅から近い点や、今までの経験を活かせる点もそうですが、会社規模が大きくて、収入が安定する点にも惹かれました。工場勤務のときは月によって繁閑の波が大きく、勤務時間によって給与が大幅に変わりました。多い時は10万円くらい収入に差がでました。

ーー収入が不安定だと生活の設計も難しいですよね。

黒澤：子どももできたので、安定した収入を求めていたので、奥井組のような安定した会社は魅力でした。

ーー奥井組様の応募から面接までの流れを教えてください。

黒澤：応募したあと、面接の前に奥井組の仕事内容や会社の雰囲気を知る場を設けてくださいました。

ーーいわゆる“カジュアル面談”というものですね。どんな内容か具体的にお聞きできますか？

黒澤：スタンスとしては「まずは遊びにきて」という形だったので、気軽に参加することができました。履歴書などの書類も不要でした。奥井組の事務所や倉庫やクレーンを見て、重量鳶の仕事の動画を見せて頂きました。

ーー働くイメージがつきそうですね。

黒澤：他にも、私の希望を全て聞いてくださり、奥井組として対応できる点を一緒に話し合ってくださいました。私は家族のことがあったので、それをお伝えしました。

ーー全て伝えた上で面接に進めるなら、安心できますね。

転職成功、家族との時間を取れるようになり、収入も安定

ーー実際に奥井組に入社したのはいつですか？

黒澤：12月です。9月に内定を頂いていましたが、今の仕事が落ち着いてからということで、3ヶ月待って頂きました。

ーー入社した前後でギャップはありましたか？

黒澤：ギャップはありませんでした。やはり一緒に働く方はみなさん親切で、分からないことは丁寧に教えてくださいます。

ーー奥井組様に入社して、通勤時間や収入面はどうなりましたか？

黒澤：どちらも大きく改善されました。通勤は10分で済みますし、交通費も出ます。収入も各種手当が増えて、月によって大きく変動するといった不安定さもなくなりました。

ーー奥井組様に入社していちばん嬉しかったことなどはありますか？

黒澤：やはり子どもを見る時間が増えたことですね。基本的に奥井組の定時は8時～17時ですが、現場出発が早い時は出発時間から一定時間働いた場合帰ることができます。

時には15時過ぎには自宅に帰れる時もあるので、通勤時間以外の部分でも、子どもと過ごす時間が増えました。

重量鳶の経験を活かして活躍

ーーこれまでの経験はどのように活きましたか？

黒澤：今の仕事内容が重量物の据付なので、1社目で重量鳶の仕事をしていた経験が特に活きていると思います。また、奥井組の仕事は溶接工事もあるので、2社目の溶接の経験や資格も活かすことができると思います。

更なるスキルアップを目指して

ーー今後、奥井組様でやっていきたいことなどありますか？

黒澤：奥井組にはいろんな経験や技術を持っている方がいるので、良いところを吸収して、スキルを上げていきたいです。

ーー働くなかで目指していきたいものはありますか？

黒澤：同年代の社員が多いので、その人たちより仕事ができるようになりたいと思っています。もちろん一緒に働く仲間なんですが、負けたくないという気持ちもあります。

採用担当者の声

・小山田 明宏さん
株式会社奥井組 プラント機工事業部 統括部長

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