
地方での生活はとても魅力的です。自然の美しさや地域との繋がりなど、多くの素晴らしい要素があります。
生まれ育った町であれば、それは格別でしょう。
多くの思い出があり、家族や友人もいて、安心感とともに過ごす日々は貴重です。
しかし、人生においては、新たな環境に飛び込むことで得られるものも多くあります。特に、地方から都会への移住は、キャリアの面でもプラスになる要素が多くあります。
この記事では、地方にお住まいの職人さんに、都会への移住の魅力について解説していきます。
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都会のメリット

まずは都会への移住のメリットについて解説します。
高い建設需要
都会は地方に比べ、人口が多く、建設需要も多くあります。こちらの資料は、都道府県別の建設投資額の見通しです。
以下の資料によると、2023年の建設投資額の全国平均は約12,161億円ですが、東京都の建設投資額は73,800億円と、全国平均の6倍以上となっています。
(参照:建設経済研究所)
また、都会では再開発が頻繁に行われており、大型のビルや商業施設の建設も日々おこなわれています。
建物のメンテナンスのニーズも多いため、他の地域と比べて案件が豊富にあるのは都会のメリットです。
給与水準
都会は地方と比べて、同じ仕事でも給与水準が高いケースが多くあります。
例えば東京都の平均年収と全国平均年収を比較すると、100万円近くの差があります。
(参照:スタンバイplus)
これは特定の業種に絞ったデータではありませんが、建設業でも同様に、都会の方が給与水準が高いと考えられます。
また、公共工事設計労務単価という指標があります。これは、国が公共工事の積算に用いる労務単価を指し、職人さんの人件費の指標になることも多いです。
公共工事設計労務単価は職種ごとに地域別のデータがありますが、地方と都心部では都心部の方が高い傾向にあります。
例えば、塗装工の単価は広島県では22,000円であるところ、東京都では31,300円と、大きく差があります。
(参照:https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001587029.pdf)
多様な文化や人間関係
都会にはさまざまな地方から移住してきた人がいます。また、国外から移住してくる方も多くいます。
そのため、都会に移住することで多様な文化に触れることができ、今まで会うことがなかった人と会うことができるようになります。
なかには合わないと思う方もいるかもしれませんが、新しい価値観に触れることで、自分自身の視野が広がる事も多いです。
こういった体験は、地方に住んでいるとなかなか経験することができないため、都会に移住するメリットといえるでしょう。
同様に、都会に住んでいると、さまざまな地方や国の食事を楽しむこともできます。特に東京は、ミシュランガイドで最も星が多い街に選ばれるほど食が豊富なため、美味しいものを食べることが好きな方にはおすすめです。
(参照:ヒトサラマガジン)
娯楽の充実
例えば都会であれば、有名なアーティストが頻繁にコンサートをしていたり、毎週末にどこかしらでイベントが開催されたりしており、娯楽が充実しています。
他にも、スポーツの競技場が多くあり、さまざまな競技の大会が催されていたりと、イベントごとには事欠きません。
移住までの流れ

次に、具体的な移住の流れについて解説します。
移住先を決める
まずはどこに移住するかを決めましょう。移住にあたっては、エリアによって家賃相場が大きく変わってくることもあります。
例えば同じ東京都の23区でも、どこに住むかによって家賃相場は大きく変わってきます。
ホームメイトの調べによると、1R〜1DKで最も家賃相場が高いのは港区で12.39万円ですが、最も安い足立区であれば5.88万円と、倍以上の差があります。
(参照:ホームメイト)
家賃相場も含めて移住先を決めるといいでしょう。
転職先を探す
移住先を決めたら、そこから通勤可能な転職先を探しましょう。転職先を探すにあたっては、ぜひ助太刀社員をご活用ください。助太刀社員は建設業に特化した求人サイトです。都会の求人も多く取り揃えていますので、まずはお気軽にご応募ください。
「面接を受けにいくのが大変...」という方には、オンライン面接がオススメです。最近は面接も対面ではなくオンラインでできる事が多くなりました。もし気になる求人があれば、オンライン面接の対応ができないか問い合わせてみるといいでしょう。

また、転職先を探す上では、移住支援制度や住宅手当、社員寮などが整備されている求人がおすすめです。
移住支援制度として転居費用の一部を負担してくれる会社や、会社が賃貸を借り上げて家賃を一部負担してくれる会社、社員寮を格安で提供してくれる会社などであれば、移住のハードルが大きく下がります。
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引っ越しの準備
引っ越しの準備については、引越し業者に依頼するのであればそれほど時間はかからないでしょう。
荷物の梱包や荷ほどきが手間に感じる方もいるかと思いますが、それもオプションでお願いすることができます。
住所変更手続き
引っ越しが終わったら、次は住所変更の手続きです。市役所で住民票と保険証の住所を変更し、警察署で運転免許証の住所変更手続きをします。
また、必要に応じて郵便局に行き、郵便物の転送手続きもしておきましょう。郵便物の転送手続きをしておけば、旧住所に届いた郵便物が転送されます。転送される期間は届出日から1年間で、以降は差出人に郵便物が返還されます。
実家からの転居であれば転送の手続きは不要かもしれませんが、一人暮らしで転居する場合は転送手続きは必ずしておいた方がいいでしょう。
都会への移住事例

最後に、助太刀社員を活用して、地方から都会へ移住した方の事例をご紹介します。
冬季に仕事ができなくなる地域から、関東圏への移住(Aさん 大工)
Aさんは東北で大工を営んでいましたが、地域柄、どうしても冬季は仕事が無くなってしまい、収入が不安定でした。
そこでAさんは移住を検討し、助太刀社員で求人を探します。いくつかの会社を探しているなかで、雰囲気が合いそうな会社を見つけます。
Aさんは就職前に体験入社をしてみましたが、その日は会社の忘年会と同じ日。Aさんは忘年会にも参加しました。
そこで人間関係の良さを実感し、入社に至りました。
まとめ
長く地方に住んでいた方にとって、都会への移住は大きな決断です。今回は移住のメリットをお話しましたが、知り合いがいない、物価が高いといったデメリットもあります。
ですが、メリットも大きく、チャレンジしてみる価値は十分あるでしょう。
特に職人さんは技術職なので、技術があれば新しい地域でも仕事を始めることができます。
もし都会生活が合わないと思ったら、Uターンするという選択肢もあります。
将来を見越して、一度、都会への移住を検討してみてはいかがでしょうか。

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