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【未経験者必見】現役消防設備士が教える現場で活躍している人の共通点!

「消防設備士の仕事に興味があるけど未経験でも大丈夫?」「建設業で活躍できる人ってどんな人だろう?」
消防設備士の仕事に興味があり気になっているけど、不安に思うことが多いですよね。

私は防災会社に勤める現役の消防設備士です。現場仕事を15年こなし、多くの現場でたくさんの人と関わってきました。

現場では、職人さんや協力会社の方と作業することが多く、その中でも活躍する人には共通点があります。
そんな職人さんたちはみんなからの信頼が厚く、責任感もあるため私は活躍している職人さんが大好きです。

今回紹介する記事では「現場で活躍している人の共通点」を例に挙げて紹介します。

活躍している人の行動を、自分にも取り入れることで、建設業界未経験の方でも現場で活躍できる人になれるでしょう。

それではいきます。

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活躍しそうな人の共通点3選


現場で活躍しそうな人には3つのポイントがあります。

  1. 素直であること
  2. 手先が器用であること
  3. コミュニケーション能力が高い人

があります。それぞれ説明します。

①素直であること

活躍しそうなポイント1つ目は「素直であること」です。
素直な人は「教わったこと」や「間違った知識」などを自分の考えに落とし込み、知識や技術のアップデートができます。

例えば、火災報知器の配線工事。
職人さんは電気工事の仕事が得意な方が多く、火災報知器の配線のやり方がわからない人がいます。
火災報知器の配線は電気工事の配線と違い、「送り配線」や「圧着端子を使った結線」、「配線の太さは0.9mm〜1.2mm」など独特です。
職人さんに火災報知器の配線方法を教えると、素直な職人さんは理解するために質問をしてくれます。
一回教えるとすぐに工事の内容を把握してくれるため、こちらも助かります。

確認も怠らないため、途中で疑問が出ればわかる方に確認を取ってくれます。間違った方向に進んでも修正してくれるので現場がスムーズに進みます。
結果、現場仕事が早く終わるという好循環が生まれます。

教わったことを丁寧に実施する人や間違いをちゃんと正せる「素直な人」は現場で活躍できる人でしょう。

②手先が器用であること

2つ目の活躍しそうだなと思う人は、手先が器用な人です。
ドライバーやニッパーなどを使って工事をする際、手先が器用な人は活躍します。
例えば火災報知器の感知器の工事。

・天井裏に配線をひく
・ニッパーなどの工具を使って配線の被覆を剥く
・脚立に登って感知器を取付する
感知器を取り付けるだけでも、以上の作業工程が必要です。

器用な方は、一度作業のやり方を教えるとスムーズに仕事を進めてくれるため、現場も早く終わります。
しかし、未経験の人がニッパーやドライバーを使って火災感知器をつけるには時間がかかります。
感知器の作業は全体の一部であり、まだまだ工事では覚えることが多いでしょう。

器用な人は小学校のころ「図工の授業」が得意だったり、「プラモデルを作ることが好き」など、器用な幼少期を過ごしたエピソードがあります。
器用な人になるには、一つ一つの作業を丁寧に取り組み、慣れていくしか近道はありません。

器用な人が現場で活躍できるには時間がかかります。

③コミュニケーション能力が高い人

私のイメージでは、職人さんといえば黙々と仕事をこなし、あまり喋らない人が多いと思っていました。
しかし、私と一緒に仕事をする協力会社の職人さんは「コミュニケーション能力」が高い人が多いです。

現場では、監督さんや元請さんとコミュニケーションを取らないと進捗がわからず管理ができません。仕事が止まったり、段取りが変わることがあります。
私がお願いしている職人さんは、監督さんと談笑しながら現場の工程を確認してくれます。その姿はとても頼もしく安心して依頼できます。

その間、仕事を職人さんに任せて私は違う作業に取り掛かれるため大変助かっています。

私の同僚に会話が苦手な社員がいます。現場監督に話かけることが苦手で相手と名刺交換もできません。
その同僚に、「現場の進捗状況は?」と聞いても曖昧な返事しか返ってきません。なぜなら監督と工程のすり合わせができていないからです。
大工さんや下地屋さんとの作業工程の確認を取らないと、消防設備の工事に入るタイミングがつかめません。

コミュニケーション能力は、鍛えれば伸ばすことができるのでおすすめです。
・挨拶をしっかりする
・結論から先に述べる
・話し方の訓練や練習をする

上記のことを行い、「会話力」を鍛えましょう。意見や想いが伝わらず苦労することが多いです。

活躍できる人になるためにはコミュニケーション能力を鍛えましょう。

未経験の方でも建設業で活躍できる人になるための方法


ここからは建設業で活躍できる人になるための方法をお伝えします。
ポイントは3点。

  1. 本を読んで知識をつけること
  2. 資格を取得してその仕事に詳しい人になる
  3. 見えないところで努力している人


それぞれ説明します。

本を読んで知識をつけること

本を読むと現場で活躍できる人になれると思います。
現場の休憩室や車で休んでいる時間、ほかの作業員の方はスマホで「ゲームや漫画」を読んで過ごしている人が多いです。
休憩はひとそれぞれなので娯楽で過ごすことはいいとは思います。
しかし、時間を有効活用することで活躍できる人になれると私は思います。

本を読むことにメリットが多くあり、
・語彙力が増える
・話す話題が多くなる
・文書力が上がる
などのメリットがあります。

それ以上に、本には著者の知識や経験が詰まっていて二千円弱で購入できるところが一番のメリットです。
本屋さんに行けば建設業の基本や、初心者向け消防設備士の本、ビジネス書など社会人が読むべき本がたくさんあります。

良い文章に触れることで自分の語彙力が増え、話す話題が多くなり、メールや報告書の文章力が上がります。
以上のことから本を読んで知識をつけると現場で活躍できる人になれると思います。

資格を取得してその仕事に詳しい人になる

消防設備士で活躍する人になるには消防設備士の資格は必須です。
消防設備士は1類から7類まであり、それぞれの資格には消火器や自動火災報知器設備など点検や工事ができる資格があります。
例えば、火災報知器の工事をする場合「甲種4類の資格」が必要になります。資格がなければ工事ができません。

資格があると
・消防署への申請書に名前が記載できる
・消防法や設置基準が詳しくなる
・完成検査は有資格者が立ち会わなければいけない
など資格を持つ意味が多くあります。
資格の種類によっては受験資格が必要なので、自分に必要な資格を考えて受験するといいでしょう。
資格の保有数が多ければ知識があり信頼されるため、活躍できる人になれます。

見えないところで努力している人

努力している人はがんばってるなと評価されます。しかし結果が伴わないと努力が無駄に見えてしまいます。
結果を出す人は見えないところで努力をしています。

現場で例を挙げると、火災報知器を10個取付するのに2時間かかると、一日に40個取付できる計算になります。3階建てアパート1棟の火災報知器の総数は200〜300個必要です。
全て取り付けが終わるまでに約1週間前後かかるでしょう。

努力している人は、どうやったらもっと早く感知器を付けることができるだろう?と考えます。「効率よく仕事ができるよう準備する」、「感知器を取付しやすいよう仕込んでおく」
など早く仕事を終わらせるためには工夫が必要です。

そういった見えない努力が積みあがって一人前になれると思います。
上司や先輩は目に見えない所も評価をしているため、見えない所で努力している人は現場で活躍できるので重宝されます。

まとめ

今回の記事では、消防設備士の仕事に興味がある未経験の方向けに記事を書きました。
現場で活躍できる人には共通点があり、「素直である」「器用である」「コミュニケーション能力が高い人」などがあります。
今回の記事を自分の中で意識して取り入れることで、あなたも現場で活躍できる人になれると思います。
もし、消防設備士に興味があってこの記事を読んでくれた方は、上記の方法を実践してみてください。小さな変化があり、必ずあなたを助けてくれます。

この記事を読んで、活躍できる人になれるようお祈りいたします。
最後までありがとうございました。
[文/あき]

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この記事を書いた人


あきブログ

あき@消防設備士ブロガー(webライター)

防災会社に勤める現役消防設備士 保有資格 消防設備士甲種1-5類、乙種6-7類、第二種電気工事士ほか 消防設備のお悩み相談室のブログを運営中


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