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建設業の豆知識

資格

職人向けの稼げる資格!難易度やメリットを紹介します

日本の企業では年功序列に基づく賃金体系が主流で、経験が積み重なると収入も上がりますが、早期に収入を増やしたい方は、資格を取得することをおすすめします。特に、資格手当が付く企業もあるため、年収が100万円以上増えることもあります。特に、建設業界で最も高額な資格は1級建築士で、これにより仕事の範囲も拡大します。資格を取得する方法としては、通信講座やオンライン講座の受講、または独学があります。
この記事では、建設業の職人さん向けの資格について、難易度やメリットも含めて解説します。

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職人向けの資格


建設業にはさまざまな資格があります。建設業だけに限定しない資格も含めると、その数は500種類以上にのぼります。
これらの中でも、自分の興味、能力、時間の可用性、そして将来的な経済的見返りのバランスを見つけ、最適な資格選択を行うことが必要です。自分自身の目標に合わせた資格選びは、キャリア形成において大変重要なステップとなりますので、是非参考にしていただきたいと思います。

難易度の高い資格の例


次に、建設業の資格の中でも難易度の高いものの例を挙げていきます。難易度は高いですが、資格を取るメリットも大きいものになりますので、ご興味があればぜひチャレンジしてみてください。

1級建築士

1級建築士とは、建築物の設計や監理に関する業務を行うことができる、日本における建築士の資格の最上位ランクを指します。1級建築士は、高度な技術や知識を持ち、大規模な建築プロジェクトや複雑な建築物の設計・監理を担当することができます。
1級建築士は直近5年間での合格率が約10%〜12%と難易度が高いです。また、2級建築士を取得したり、特定の学校を卒業したりすることが受験資格の一部となっています。
参照:直近5年間の試験結果
https://www.jaeic.or.jp/shiken/1k/1k-data.html

コンクリート診断士

コンクリート診断士とは、コンクリートの品質評価や劣化状態の診断、補修方法の提案などを行う専門家のことを指します。主に建築物や構造物のコンクリート部分に関する診断業務を担当し、安全性や耐久性の確保に貢献します。
合格率は、過去5〜6年間で約15%となっています。受験資格には、コンクリート技士の資格を持つか、学校でコンクリート関連の科目を学び、実務経験があることが求められています。この資格を持つと、コンクリート構造物の診断・維持管理が可能になります。
参照:2022年度コンクリート診断士試験結果の概況
https://www.jci-net.or.jp/j/exam/shindan/info/situation_2022.html

下水道技術検定

下水道の設計や、工事に関する技術を認定する資格です。下水道技術検定(第1種)に関して言うと、過去5年間の合格率が約12%〜20%となっています。下水道技術検定(第1種)に合格すれば、実務経験年数を短縮することができます。下水道は都市生活に欠かせない設備であり、技術者の需要は続くと考えられます。
参照:下水道技術検定(第1種)における合格者の発表
https://www.jswa.go.jp/topics/2023pdf/230203kisya.pdf

1級舗装施工管理技術者

1級舗装施工管理技術者は、舗装工事に関する技術や知識を認定する資格です。
過去5年間の合格率は約16%〜20%前後となっています。この資格を取得すれば、道路の舗装工事に関する専門知識を有すると認められます。公共工事ではこの資格の保持が求められることが増えており、需要は高まっています。
参照:資格試験の合格者の推移
http://www.dohkenkyo.or.jp/pavement/

測量士

測量士とは、道路や建物などを建てる前に、土地の高さや面積などを調査する仕事です。
過去5年間の合格率は、約8%から18%となっています。測量士になると、大規模工事の際の土木測量、地図作成のための地図測量、土地の面積や境界を確定させる地籍測量などに従事することができます。
参照:過去の試験問題及び解答例
https://www.gsi.go.jp/LAW/SHIKEN/past.html
参照:第 18 表 諸手当の種類別支給企業割合
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/15/dl/gaiyou03.pdf

資格を取得するメリット

転職に有利になる

専門性の高い資格を持つことは、企業にとっても価値があります。それは、その企業が提供するサービスや製品の品質を保証する一つの方法となるからです。したがって、企業は資格を持つ社員を高く評価し、彼らのスキルを最大限に活用することを望む傾向があります。
さらに、特定の業界や職種においては、資格を持つことが一定の地位や権威を確立するための重要なステップとなることもあります。例えば、1級建築士の資格を持つことで、建築設計や工事監理などの専門的な業務に従事することが可能となります。
こういった点から、転職を考える際に資格を持っていると有利になると言えます。

年収やキャリアアップにつながる

同じ会社で働き続ける場合でも、資格取得は多くのメリットをもたらします。
年収の増加:
多くの企業では、資格を取得した社員に対して報奨金や資格手当を支給することがあります。これは、企業が社員のスキル向上を奨励し、それに対して報酬を提供するという考え方から来ています。特に、特定の業種や業界においては、資格は特定のスキルや知識を証明するものであり、それによって業務の幅が広がり、結果として給与が増加することもあります。
キャリアアップ:
資格を取得することで、新たな知識やスキルを身につけることができ、それによって自分の職業的な能力を高めることができます。これは、昇進や新しい役割に必要なスキルを獲得するのに非常に有益です。また、正社員への昇格を希望する契約社員や派遣社員にとっては、資格取得はその目標を達成するための強力な手段となります。

職人の資格取得に向けた勉強法

通信講座やオンライン講座で学ぶ

通信講座では、試験対策のために特別に設計されたテキストを使用します。試験に必要な知識と技術を効率的に学習できるように構成されています。また、添削課題があり、間違いを指摘してくれます。また、不明な点についても質問できるため、「独学では不安」と感じている人には特におすすめです。
オンライン講座は、タブレットやスマートフォンがあればいつでもどこでも学習可能です。昼休みや待機時間など、日常の隙間時間を活用して部分的な復習をすることができます。また、「予習」や「復習」は自宅で落ち着いて取り組むのが良いでしょう。

独学で学ぶ

独学は、自分のペースで学べ、好きなテキストを選び、時間に縛られることがないという特徴があります。また、独学の方が安価に学習を始めることもできます。しかし、自分の意志だけで進めるため、怠けることもできてしまいます。
上司や先輩に質問したり、同じ目標を持つ仲間を作って一緒に学んだり、インターネットで情報を探したりするなど、工夫が必要です。YouTubeなどで、試験対策に関する動画を見つけて学ぶのも良い方法です。
独学でも、自分自身に厳しく、地道に学習を進めれば、試験に合格することは十分可能です。しかし、特に難易度が高い資格の場合は、何度も不合格になることもあります。そんな時は、通信講座やオンライン講座を受講することも検討してみてください。

資格取得を考える際にまず始めること

ここでは、「資格を取りたいけど何から始めていいか分からない」という方向けに、資格取得を考える際にまず始めることについて解説したいと思います。

資格の概要や受験日、試験の形式を確認する。

まずは資格の概要や受験日、試験の形式を確認しましょう。受けようとしている資格がどんな資格なのかを確認し、受験日を確認して残った期間でどれくらい学習ができるか計画を立てます。
また、試験によっては筆記形式のものもあればマークシート形式の試験もあります。形式によって試験対策の内容も変わってきますので、試験の形式を確認しておくこともとても重要です。
他には、過去問を確認して難易度を把握しておくというのも大事です。
こういったところから始めて、本格的に資格取得を狙うか判断するという方法が有効です。

まとめ

職人におすすめの資格を紹介しました。高収入を得られる資格や、難易度が高い資格もありますが、転職に有利になったり、年収やキャリアアップにつながるメリットもあります。取得に向けては、通信講座やオンライン講座を利用するか、独学で学ぶか、自分に合った勉強方法を選ぶことが大切です。

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この記事を書いた人


株式会社助太刀マーケティングチーム

助太刀社員 転職サポート編集部

助太刀社員 転職サポート編集部です。転職にまつわるお悩みや疑問にお答えし、より良いキャリアを作っていけるようにお手伝いさせて頂きます。


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