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職種特集

左官職人

左官職人で高収入を手に入れる方法と平均年収・給料・ボーナス情報

左官工事とは、建物の骨組みを作る工事で、主に塗り作業を行います。この仕事は、建物の強度や内装・外装の見た目に大きく影響を与え、それにより建物の価値や売上げにも直結します。デザイン性を強調することで付加価値を付けることが提案されています。それにより、より多くの仕事の依頼が期待でき、高収入につながる可能性があります。それではさらに深掘りしてみていきましょう。

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左官職人の平均年収・給料・ボーナス


厚生労働省の賃金構造基本統計調査に基づいて、左官職人の平均年収は460万円とされています。これは、国税庁のデータによる日本全国の平均年収(461万円)よりも1万円低く、また建設業全体の平均年収(475万円)よりも15万円低いという結果です。
(参照:令和2年国勢調査
(参照:平均給与|国税庁)
(参照:賃金構造基本統計調査)

左官職人の地域・都道府県別平均年収


左官職人の地域別平均年収について見てみると、関東が最も高く440万円となっています。その次に関西が422万円、東海が418万円と続きます。この結果は、大都市圏における建設プロジェクトの数や規模が地方都市よりも大きいことを反映している可能性があります。
具体的には、東京、大阪、名古屋といった大都市は人口が多く、企業の本社や商業施設、住宅等の新築・改築需要が高いです。これにより、これらの地域で働く左官職人の仕事量が増え、それが収入に直結していると考えられます。
東京都では下記のように年収が高い事がわかります。


(参照:職業情報提供サイト

これらの結果から、地域の経済活動の活発さや都市化の進行が左官職人の平均年収に影響を与えることが示唆されています。また、これらの地域に住んでいるか、あるいはこれらの地域で働く意欲があるかどうかが、左官職人の収入に影響を及ぼす可能性もあります。

左官職人の経験別平均年収


左官職人の経験年数が収入に大きく影響を与えることが示されています。基本的な技術を身につけるまでの3年間で年収は約230万円となりますが、10年の経験を積んで一人前となると年収が400万円にまで増加します。
役職別の平均年収では、係長で538万円、課長で703万円、部長で848万円と、立場が高まるにつれて収入も大幅に上がることが確認できます。特に部長になると正社員の年収と比較して2倍以上の収入を得ることも可能となります。
また、会社規模によっても平均年収は異なります。メンバーが少ない会社では300万円以上、大手の会社では500万円以上となることもあります。具体的には、社員数が10〜99人の会社では年収が約362万円、100〜999人の会社では約495万円、そして1,000人以上の大規模な会社では年収が約510万円となります。
これらのデータから、左官職人としてのスキルアップ、役職昇進、そして大規模な企業での就業は年収を高める要素となり得ることが示されています。
(参照:建設業界ニュース)

左官職人で高収入を目指すには

大手企業で仕事をする

左官職人は建築工事だけでなく、橋やトンネルなどの土木工事にも大いに関わることができます。そしてゼネラルコントラクター(ゼネコン)に勤めることは、仕事の幅と可能性を大きく広げる良い方法です。ゼネコンは建築から土木までさまざまなプロジェクトを手がけていますので、左官職人としてのスキルと経験を深め、それによって年収を高めることが可能です。
ただし、ゼネコンに入るためには一定の条件があります。職人としての長いキャリアや実績が求められる場合もありますし、施工管理者としての活躍を求められる可能性もあります。
最近であれば、建設業の人手不足の影響もあり、大手企業の求人も増えてきています。
例えば、施工管理者の求人であっても、職人としての経験があれば施工管理者の経験を問わない案件なども増えています。すぐの転職を考えるのではなく、こういった、緩和された条件の案件を中期的に探しておくというのも有効です。
こういった案件を探し続けるのは根気が必要に思えるかもしれませんが、例えば助太刀社員であれば、登録しておくだけで定期的に求人情報のメールが届いたり、スカウトメールを受けることもできます。
こういったサービスを活用しながら、高収入の案件を視野に入れておくのもいいでしょう。

独立して仕事をする

独立する左官職人には、左官技能士の資格が必要で、特に一人前となるには通常約10年の経験が要求されます。また、建築施工管理技士の資格と建設業許可も取得を考慮すべきです。さらに、独立には開業資金が必要で、工具や材料、車両などの費用を考慮した上で、100万円以上(安全を考えると200万円以上)を用意するとよいでしょう。

資格

左官で高収入を得る方法としては、資格の取得もあります。左官の仕事に関連する資格の例は以下です。

左官技能士: 左官職人でもっとも重要な資格です。仕事を受注するためには不可欠な資格です。資格には特級〜3級まであり、3級と2級は都道府県知事、1級は厚生労働大臣が管轄しています。
建築施工管理技士: 左官職人を目指すだけなら必要ありませんが、現場監督を目指すのであれば必要です。
建設業許可: 建設業で働くなら持っておいた方がよい資格で、習得するには資格または実務経験、経営経験が必要です。
(引用元:左官技能士になるには|建設業トータルサポートオフィス)

左官職人に必要なスキル

ここでは、左官職人に必要なスキルについて解説したいと思います。

コテの扱い

左官はコテを使って壁を塗っていく仕事です。そのため、コテを自在に扱うことができることは必須のスキルとなります。
壁の塗り方やコテの使い方だけでも職人としての技能が反映されますので、コテの扱いは左官職人のスキルの中でも重要なものと言えます。

現場での対応力

左官職人はさまざまな現場を担当します。そのため、初めての現場であれば想定していないできごとが起きたりすることもあります。
そういった際に、いかに現場で対応できるかどうかも左官職人にとって重要なスキルとなります。

デザイン力

左官は壁を塗る際に、独自のデザインによって付加価値を加えることができます。また、建物のデザインとの調和も含めて、塗装を意識する必要もあり、総合的なデザインの能力も求められます。
デザインの領域は正解がない領域ですが、だからこそ、付加価値を加える余地がある領域とも言えます。

コミュニケーション能力

左官職人は技術職ではありますが、デザインにおいては元請けや施主の要望を汲み取り、反映させる必要があります。そういった点で、相手のニーズを引き出すコミュニケーション能力も必要になります。

左官職人に向いている人とは?

ここでは左官職人に向いている人がどんな人かについて解説します。

根気強い人

左官職人の仕事は、技術の習得に時間がかかります。また、塗装中には同じクオリティを保ち続ける必要があります。美しい塗装がなされた壁でも、一部だけ崩れていたら台無しになってしまいますよね。そういったことにならないように、一定の集中力を保ち続けられる、根気強い人は左官に向いているといえます。

手先が器用な人

左官の仕事はコテさばきが重要になります。その上で、手先が器用であることはとても有利になります。
もちろん、不器用な人でもコテの扱いに慣れていきますが、早い段階で上達を感じられるという点では、手先が器用な人は有利です。

自分の仕事にこだわりを持つ人

左官の仕事はデザインの仕事でもあり、決まった正解が無いものでもあります。そのため、自分で高いレベルのゴールを設定し、そこにこだわる人は左官の仕事に向いていると言えます。

まとめ

左官職人の平均年収や高収入を手に入れる方法について解説しました。左官職人はこれからもニーズの高い仕事であり、技術の向上によって収入を上げることができる職種でもあります。
この記事で、左官の仕事に興味を持って頂けたら幸いです。

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この記事を書いた人


株式会社助太刀マーケティングチーム

助太刀社員 転職サポート編集部

助太刀社員 転職サポート編集部です。転職にまつわるお悩みや疑問にお答えし、より良いキャリアを作っていけるようにお手伝いさせて頂きます。


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