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職種特集

空調設備工事

空調設備工事とはどんな仕事?安定需要の業界でキャリアアップの方法を解説

空調設備工事は、建物内の空気の温度や湿度を調整し、快適な室内環境を提供するための設備を設置する作業を指します。

そんな空調設備工事の仕事ですが、具体的な仕事の内容や、どういったキャリアを描けるのかご存知ない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、空調設備工事の仕事内容や年収、今後の需要やキャリアアップの道筋について解説したいと思います。

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空調設備工事とは 


私達の生活の中で、空調の存在は欠かせません。夏には冷房を使い、冬は暖房を使うことで、室内で快適に過ごすことができます。
また、必要に応じて外気を取り込み、室内の空気を外に出す仕組みを作るのも空調設備工事の役割です。

例えば大型施設やビルにおいて、空調から流れる空気を配管でつなぎ、施設内に空調が偏らずに行き渡るようにするのも空調設備工事です。

ビルのエアコンをイメージすると分かりやすいでしょう。ビルの天井には業務用のエアコンが取り付けられています。ですが、ビルの天井で冷たい空気や温かい空気を作っているわけではありません。ビルの中には機械室と呼ばれる場所があり、そこで空気を作って、ダクトや配管を通して各所に送り込んでいます。

このダクトや配管の設置や保温材の包みこみが、空調設備工事の内容になります。また、戸建てのエアコン設置も行う会社もあります。

そのほか、空調機器のメンテナンスなど、空調設備に関する工事全般を担う役割が空調設備工事です。

空調設備工事の仕事はオフィスビルや商業施設など、大型の建物で行われることが多く、複数名でチームを組んで行うことが多いです。

オフィスビルや商業施設内での仕事なので、屋内業務が主であり、日中に施工を行うことが多いです。(メンテナンスの場合は夜間の工事もあります)

施工期間は規模によって異なりますが、数ヶ月かかるような場合も多くあり、施工期間中は同じ現場に入り続けることが多いです。

会社の規模は数名〜1000人を超えるような規模の会社もあります。実務経験をつむことで独立も可能であり、数名規模の会社でもゼネコンの仕事を請けることができます。

空調設備工事のココがいい!

有名な施設の施工に携われる

空調設備工事の仕事は大規模な現場が多く、なかには誰もが知っているような施設の施工を行うこともあります。自分が手掛けた施設が人気になり、大勢の人が利用するというのは空調設備工事のやりがいでもあります。

専門の知識や技術が身につく

空調設備工事の経験をつむことで、高い技術を身につけることができます。技術を身につけることで、転職成功の可能性も高まり、安心して日々を過ごすことができます。

社会貢献性が高い

例えば病院や介護施設など、空調設備が人命に関わる施設もあります。また、ダクトや配管の保温があることで、エネルギーを効率的に利用することができます。こういった点も、空調設備工事の魅力といえるでしょう。

未経験でも活躍できる!


空調設備工事に必要な資格の例として、電気工事士の資格が挙げられます。電気工事士は、電気設備の工事や取り扱いに必要な国家資格です。空調設備工事の施工には、コンセントの設置や電源、配線などの施工もセットになりますので、実務を行う上で電気工事士の資格が必要になります。

電気工事士の資格は第一種電気工事士と第二種電気工事士の2つがあり、商業施設など大きな建物の施工にあたっては、第一種電気工事士の資格が必要になります。

ここまで聞くと、未経験から空調設備工事の仕事を始めるのは難しいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、空調設備工事の仕事は未経験からでも始めることができます。
もちろん、電気工事に関しては資格が無いと施工はできませんが、空調設備工事は電気工事だけではありません。
例えば、「ダクト」と呼ばれる空気の通り道を作っていくダクト工事があります。ダクト工事は、換気や空調、排煙などの流れを建物内に作り、空気が正常に流れていくようにするものです。

こういった作業は空調設備工事の中でも多くあるため、空調設備工事の仕事は未経験からでも始めることが可能です。

実際の求人を見てみよう 

では、実際にどんな求人があるのでしょうか。助太刀社員で求人を見てみると、未経験歓迎の求人や年間休日が124日の求人、独身寮つきの求人などもあります。なかには残業ほぼゼロの求人もあります。(2023年8月29日時点)
高収入を狙える求人から、ワークライフバランスを重視する求人まで、幅広くありますので、未経験の方でも選択肢は多いでしょう。

空調設備工事の年収は? 


一般的に、空調設備の平均年収は420万円ほどと言われています。未経験の場合、初任給は20万円ほどが相場ですが、求人によって年収は大きく変わってきます。
例えば助太刀社員の求人の中には、未経験でも月給30万円という求人もありました。

建設業は人材不足が続いているため、業績が好調な企業や規模を拡大させている企業は一般的な相場より好条件の求人を出しているケースが多くあります。空調設備工事の仕事を探す際は、こういった点も踏まえて求人を探すことをおすすめします。
ただし、未経験でも歓迎の求人で、さらに待遇も良い求人の場合、経験以外の部分で採用のハードルが高かったり、他にも応募者が多く倍率が高い可能性もあります。

一般的に、転職活動においては複数の求人に応募することがセオリーとされています。職種にもよりますが、10件〜30件くらいの求人に応募することも少なくありません。

その中で、もし上記のような高待遇の求人から書類選考通過の連絡が来たら、大きなチャンスととらえて面接対策に力を入れるといいでしょう。

空調設備工事の今後の需要 

下のグラフは、日本の建設投資額の推移です。このグラフを見ると、日本の建設投資額は2015年以降、若干の上下はあるものの、安定して増加し続けていることがわかります。


日建連デジタルハンドブックより)

ビルや大型施設の施工には必須といえる空調設備工事も同様に、安定して需要が増加し続けることが予想されます。都市の再開発や老朽化した設備の改修、その他さまざまなシーンで空調設備工事が求められます。
建設業が、衣食住の「住」という生活の基礎を担っている以上、その需要が極端に減るという可能性は低いでしょう。
また、AIによって代替されたり、海外で完成品を作って完結する業種でもありません。技術の進歩によって施工の効率化は進んでいますし、工場で作られた汎用的な資材を組み合わせて施工するという流れもありますが、それでもまだまだ限界はあります。
むしろ、今後も続くであろう人手不足によって、その需要は更に高まる可能性もあります。
こういった点からも、空調設備工事は未経験者がチャレンジするのに適した業種といえます。

未経験の方におすすめのキャリアプラン 


最後に、未経験の方が空調設備工事の世界に入るにあたって、おすすめのキャリアプランをご紹介します。

育成制度の整った会社に転職する

未経験から転職する場合、まずは育成制度が整った会社を選ぶことをおすすめします。育成制度が整っている会社では、「最初の1年目は◯◯と▲▲をしてもらい、2年目以降は■■をしてもらう」といった計画が立てられていることが多く、過去の育成実績も豊富にある会社が多くあります。

例えば助太刀社員の求人の中でも、「前職は◯◯だった未経験者の方が5年でリーダーとして活躍しています」といった事例を紹介してるものがあります。

まずはこういった会社を探すことをおすすめします。

経験や資格を取得してスキルアップする

空調設備工事は経験や資格を取得することで年収アップを狙うことができます。助太刀社員の求人の中でも、モデル年収として30代で年収700万円以上の求人もあります。経験や資格を取得することで、大きく年収アップを狙うことがおすすめです。
資格の取得にあたっては、先述の電気工事士の他にも、冷凍機械責任者や電気主任技術者もニーズがあります。

冷凍機械責任者は、冷凍設備の保安業務を行う資格であり、国家資格の1つでもあります。ここでいう冷凍機械とは、ビルや住居の空調設備なども含みますので、空調設備工事に直結する資格です。
冷凍機械責任者には第1種から第3種まであり、資格によって施工できる規模感が変わってきます。
受験資格は特にありませんが、高い専門知識が求められる資格であり、最も難易度が低い第3種であっても、60時間ほどの学習時間が必要になります。
学習にあたっては独学でも可能ですが、合格の確率を高めるなら予備校に入学するのもひとつの方法です。
(参照:SAT

施工管理になる

空調設備の求人を見ていると、中には施工管理の募集も多くあります。施工管理とは、いわゆる現場監督と呼ばれる仕事で、施工の工程や品質、原価や安全を管理する役割です。
一般的に施工管理は平均年収が高い傾向にあります。
また、施工管理は上場企業の求人も多くあります。一般的に、上場企業は同じ業種の非上場企業と比較して給与や福利厚生が整っていることが多いため、応募者も多く倍率は高くなりますが、合格できれば大きなキャリアアップが見込めます。

もちろん、非上場企業の中にも待遇面が良い優良企業は多くありますし、その時に所属している会社でも、空調設備工事と施工管理で待遇が大きく変わってくるケースも多いでしょう。

そういった点からも、施工管理を目指すのはおすすめです。

まとめ

空調設備工事は、私達の快適な生活を支える大事な存在であり、未経験でもキャリアアップを見込める仕事でもあります。
建設業への転職を検討している方は、空調設備工事を検討してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人


株式会社助太刀マーケティングチーム

助太刀社員 転職サポート編集部

助太刀社員 転職サポート編集部です。転職にまつわるお悩みや疑問にお答えし、より良いキャリアを作っていけるようにお手伝いさせて頂きます。


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