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職種特集

重機オペレーター

重機オペレーターとは?仕事内容や必要な資格も解説

「子どもの頃は、重機が好きで、重機のおもちゃを買ってもらったりしていた」

こんなかたも多いのではないでしょうか。
実際に、建設現場において、重機は大きな存在感をもち、施工を完了する上で無くてはならない存在でもあります。

そして、重機はそれを操縦する重機オペレーターがいて、はじめて機能します。

この記事では、そんな重機オペレーターの仕事内容や、重機オペレーターの年収、未経験から重機オペレーターになるためのステップについて解説します。

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重機オペレーターとは

 
重機オペレーターとは、工事現場でフォークリフトやクレーン車、ブルドーザー、ロードローラーといった重機を操縦する仕事です。
重機の種類は多岐にわたり、それぞれ現場の特性や施工の段階によって必要なものが変わってきます。
重量1トン未満のものから、なかには100トンを超えるような大型機械を動かすため、重機の運転にあたっては資格が必要になります。
重機は小さいものでも人間を遥かに超える力があり、人の手ではとても持ち上げられないようなものを持ったり、掘削を行ったりすることができます。
そのため、掘削や資材の搬出入など、さまざまなシーンで活躍します。

反面、操作を誤ったり不注意があると、大怪我や事故に繋がってしまう危険性もあります。
そのため、重機オペレーターの仕事には慎重さも求められます。

重機オペレーターの年収は? 


そんな重機オペレーターの年収はどれくらいでしょうか。「職業情報提供サイトjobtag」によると、重機オペレーターの平均年収は全国で453.8万円となっています。日本の平均年収が443万円であることから、重機オペレーターは高収入が見込める仕事と言えます。
(参照:令和3年分 民間給与実態統計調査
都道府県別に見ると、兵庫県が657.1万円と最も高く、年齢層別に見ると35歳〜39歳が527.08万円と最も高くなっています。一般的に、40代〜50代の方が年収が高くなる傾向にあるなかで、重機オペレーターは若いうちから高い年収を得られる仕事といえます。

【求人あり】未経験でも歓迎の職種 

ではそんな重機オペレーターですが、未経験でもスタートすることは可能なのでしょうか。結論からいうと、重機の操縦には資格が必要ですが、重機オペレーターとして未経験からの転職は可能です。助太刀社員の求人のなかでも、未経験者歓迎の案件は多くあります。(2023年8月30日時点)

なかには、入社するかたの9割が未経験という会社もあります。
未経験で入社する場合は、最初は先輩の重機オペレーターの見習いや作業助手から始まることが多いです。
先輩オペレーターの仕事をサポートしながら指導を受け、重機の基本的な扱いやメンテナンス、現場での動き方や注意すべき点などを学びます。

並行して、免許の取得を進めます。重機の免許は数多くありますが、例えば油圧ショベルでは「車両系建設機械運転技能講習」か「小型車両系建設機械の運転の業務に係る特別教育」の資格が必要になります。
また、公道を運転する際には普通免許から大型免許まで必要になります。(どの免許・資格が必要になるかは油圧ショベルの重さによって変わります)

ご自身の仕事で必要になる重機を選び、見習いの時期に免許を取得するといいでしょう。

求人のなかには、資格取得の費用を会社が負担してくれるものもありますので、求人を探す際にはそういった点をチェックしてみるのもいいでしょう。

重機オペレーターは経験をつむことで年収アップを狙える職種でもあります。例えば助太刀社員に掲載されている求人の中では、経験者に関しては700万円というものもあります。

重機オペレーターに向いている人 


では、重機オペレーターに向いている人はどんな人なのか、以下にまとめました。

慎重に仕事を進めることができる

先述のとおり、重機は大きな力を持っている一方、人に大怪我を負わせてしまったり事故を起こしてしまう危険性もあります。
そのため、安全に対する意識を高く持ち、慎重に仕事を進めることができる人は重機オペレーターに向いていると言えます。

コミュニケーション能力がある

重機の操作は重機オペレーターが行いますが、現場の作業では他の職人さんとの連携が重要になります。そのため、コミュニケーション能力がある人は重機オペレーターに向いているといえます。
なお、ここでいうコミュニケーションとは、必ずしも喋るのが得意という意味ではなく、相手の意図を汲み取る能力、自分の意見を適切に伝える能力を指します。

向上心がある

重機オペレーターとしてキャリアアップするには、実務経験に加えて扱える重機の種類を増やしていくことが重要です。
そのため、新しい資格取得の勉強や技術習得に対して前向きであるかはとても重要です。

面接で意識すべきこと 


未経験で重機オペレーターに転職する場合、面接対策が重要になります。経験者と異なり、実績や実務年数が採用の判断基準にできないためです。

ここでは、面接の際に意識すべき点について解説します。

意欲をPRする

前提として、面接官は求職者が自社に入社して活躍できそうな人材なのか、長く勤めてくれる人材なのかを面接で判断しています。
そのため、面接では上記の2点について意識するといいでしょう。
特に重機オペレーターの仕事をする上で、資格の取得や技術の向上が必須です。資格取得や今後のキャリアについて向上心をPRすることが大切です。

まわりとのコミュニケーションに問題がないことをPRする

面接では、「仕事で周りと接する際に気をつけていることはありますか?」といった質問を受けることがあります。これは、求職者が周りとコミュニケーションが円滑に取れるかを判断するための質問です。
上述の通り、重機オペレーターにはコミュニケーション能力が求められます。例えば、過去の仕事のなかでコミュニケーションのミスを起こさないように意識してきたことなどを伝えて、仕事上のコミュニケーション能力に問題がないことを面接官に伝えるようにしましょう。

安全に配慮し、仕事を慎重に進めることができる人材であるとPRする

重機オペレーターの仕事は、少しの気の緩みや不注意で大きな事故に繋がる仕事です。そのため、面接官は求職者が安全に配慮し、慎重に仕事ができるかを判断します。

例えば「締め切りが迫るなかの作業で、ミスをしないことと効率性のバランスをどのようにとっていましたか」といった質問を通して、求職者の安全に対する意識を判断することがあります。

この質問に対しては、「まずは周囲の状況を把握して、作業の優先順位を決めることで、焦ってミスを起こさないように意識していました。」というように、安全への意識を重視した上で効率的に作業を行ってきた点をPRするといいでしょう。

重機オペレーターの将来性 

重機オペレーターの需要は今後も安定して増加していくと予想されます。

下のグラフは、日本の建設投資額の推移です。このグラフを見ると、日本の建設投資額は2015年以降、若干の上下はあるものの、安定して増加し続けていることがわかります。
例えば都市の再開発や地方の道路・橋などのインフラ整備など、私達の生活の根幹を支える建設工事の需要は、今後も安定して続くと考えられます。

日建連デジタルハンドブックより)

反面、建設業では人手不足が慢性的に続いています。厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和5年5月分)」によると、建設業全体の有効求人倍率は5.54倍となっています。重機オペレーターの仕事と強く関連する「建設躯体工事従事者」は10.25倍、「土木作業従事者」は6.17倍となっており、全業種の有効求人倍率1.31倍を大きく上回っています。

重機オペレーターにお願いしたい仕事は多くあるけど、重機オペレーターが足りないという状況が今後も続くため、今後の年収アップも期待できると考えられます。

まとめ

重機オペレーターの仕事は、建設現場を支える重要な仕事です。未経験からチャレンジできる業種でもあり、今後のステップアップも見込める職種でもあります。
建設業への転職を検討している方は、重機オペレーターを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人


株式会社助太刀マーケティングチーム

助太刀社員 転職サポート編集部

助太刀社員 転職サポート編集部です。転職にまつわるお悩みや疑問にお答えし、より良いキャリアを作っていけるようにお手伝いさせて頂きます。


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