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鉄骨鳶

【意外と知らない?】鉄骨鳶の給料相場、求人例をご紹介

鉄骨鳶として仕事をしているなかで、今後のキャリアについて悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

特に鉄骨鳶として経験を積んだ方であれば、転職を意識することもあるかと思います。

この記事は、鉄骨鳶として働いている方で、今後のキャリアについて悩みをお持ちの方に、鉄骨鳶の給料相場や求人の例をご紹介したいと思います。

また、転職すべきかどうかという点についても解説していきます。

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鉄骨鳶の給料相場


鳶職には、足場鳶・重量鳶・鉄骨鳶の3つの職種があります。そのなかで、鉄骨鳶は、鉄骨を使ってマンションやビルなどの骨組みを組み上げる仕事です。重い鉄骨をクレーンで吊り上げ、高所で組み立てる仕事です。鉄骨鳶は鳶職のなかでも花形と呼ばれています。

そんな鉄骨鳶の給料相場について見てみましょう。

令和元年賃金構造基本統計調査によると、とび工の平均年収は10人以上の規模の会社で366万円となっています。年齢別に見ると、とび工の男性では、19歳で未経験者であれば287万円から始まります。
経験をつむにつれて年収が上がっていき、50〜54歳で15年以上の経験になると、419万円ほどになります。

これは鉄骨鳶だけの金額ではなく、足場鳶や重量鳶の金額も含まれますが、一つの目安になりそうです。

また、一人前になるまでにかかる期間は個人差がありますが、鉄骨鳶であれば1〜3年ほどかかります。また、足場鳶や重量鳶もこなせるようになるのであれば、5年〜10年近くの修行が必要になります。

転職を検討するのであれば、ご自身がいま、どれくらいの経験があるのか確認してみてもいいでしょう。

鉄骨鳶の需要は、オリンピックや万博などの大型イベントの有無によっても大きく変わってきます。そのため、平均年収もタイミングによって変化してきます。

実際の求人を見てみよう


では、実際に、助太刀社員でどんな求人があるかも見ていきたいと思います。

助太刀社員は建設業に特化した求人広告媒体です。助太刀社員に求人を出す企業は、採用活動に力を入れている企業が多いため、助太刀社員に掲載されている求人は優良なものが多くあります。

鉄骨鳶に関しては、以下のような求人がありました。(2023年9月22日時点)

  • 家賃の2/3(上限50,000円まで)を会社が負担
  • 直行直帰可能
  • 月収50万円
  • 社員寮完備


特に、家賃補助のある求人は金銭的なメリットが大きいのではないでしょうか。地域によりますが、都市圏に住むなら家賃が高くなってきます。この求人は神奈川県横浜市の会社ですが、横浜で1Kのマンションを借りると、家賃は5万円以上になってきます。
(参考:https://www.apamanshop.com/yachinsobasearch/101201/kanagawa/

月5万円の家賃補助がつく場合、年収に換算すると60万円になりますので、これは非常に大きいです。

転職で給料アップを目指せる?


鉄骨鳶の仕事をしている方にとって、転職で給料アップを目指せるかという点はもっとも重要なポイントと言えるでしょう。

もちろん、いまの職場で経験をつんだり、資格を取得して給料アップを目指すことも可能かと思います。

仕事で高く評価されていたり、人間関係ができている場合、新しい環境に飛び出すのはリスクもあります。

ですが、転職することで給料アップを目指せる可能性は十分にあります。以下のグラフは、「独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)」が発表した、「労働移動に伴う賃金・所得変動|ユースフル労働統計 2022」から引用していますが、このグラフによると、建設業は転職によって賃金が上がる可能性が高いということが分かります。



このグラフは、転職によって賃金が1割以上増加した転職者の割合から、賃金が1割以上減少した転職者の割合を引いたものになります。
このなかで、建設業は情報通信業に次いで数値が高くなっています。
つまり、転職によって年収があがる可能性が高いといえます。

これは統計上の話になりますので、転職すると必ず給料が上がるというわけではありません。ですが、建設業は他の業種と比較して、転職によって年収が上がりやすい業界ということが分かります。

この背景には、建設業の市場規模が安定しており、建設業の人口が減少していることが関係しているでしょう。
以下のグラフから、2015年以降、建設業への投資額が安定して伸び続けていることが分かります。



(参照:一般社団法人 日本建設業連合会「建設業デジタルハンドブック」より)

一方、建設業の就業者数は減少傾向にあり、2022年の建設技能者の人口は305万人と、1997年の464万人と比較して大きく減少しています。


(参照:一般社団法人 日本建設業連合会「建設業デジタルハンドブック」より)

建設業は一般的に、労働集約型の産業と言われており、現場で働く職人さんを確保できるかどうかが会社の業績に大きく繋がってきます。
そのため、建設業の多くの職種では人材確保のために待遇面をより良くするといった努力がされています。

これらの理由から、転職活動を通じて、給料を上げられる可能性は高いといえます。

転職した方がいい?しない方がいい?


では、実際に転職をした方がいいのかという点についても解説したいと思います。
先述の通り、建設業は転職によって給料が上がりやすい業界です。ですが、誰にでも転職を勧められるわけではありません。

他の業界と同様に、転職した方がいい場合、そうでない場合があります。

まとめ

鉄骨鳶の給料相場や転職に関する情報を通じて、転職を検討する際に考慮すべきポイントをご紹介しました。

給与アップを目指すために転職することは、建設業界において十分に可能性が高いと言えますが、転職の決断を下す前に慎重な情報収集と目標設定が不可欠です。

この記事をご覧の皆さんが、理想のキャリアを描いていけることを願っています。


この記事を書いた人


株式会社助太刀マーケティングチーム

助太刀社員 転職サポート編集部

助太刀社員 転職サポート編集部です。転職にまつわるお悩みや疑問にお答えし、より良いキャリアを作っていけるようにお手伝いさせて頂きます。


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