はじめまして、助太刀の赤木と申します。
転職活動で面接を受けるとなると、とても緊張しますよね。気になる企業があっても、面接を受けることに抵抗があってなかなかエントリーできないという方も多いかと思います。ですが、今回ご紹介する『カジュアル面談』なら、緊張することなく気軽にエントリーすることができます。
この記事では、求職者の方にカジュアル面談の魅力や準備方法、メリットなどを解説していきます。
カジュアル面談とは
カジュアル面談という名前が聞き慣れない方も多くいらっしゃるかと思いますので、まずはカジュアル面談について解説していきたいと思います。
カジュアル面談とは、名前の通りカジュアルに行うことができる面談で、企業との距離感を縮めることができる面談形式のコミュニケーションになります。従来の面接では、フォーマルな服装を着用し、緊張感のある雰囲気で行われますが、カジュアル面談では、普段の私服で気軽に参加できます。
また、面接会場も社外の喫茶店で行ったり、zoomを使ったオンライン面談という形をとる会社も多くあります。
そのため、求職者はリラックスした状態で面接に臨むことができ、自然な会話が生まれることが多いです。また、企業側も、求職者の本当の姿を知ることができるため、採用後に「こんな人と思わなかった」となる可能性を低くすることができます。
カジュアル面談では、面接と違って採用の合否を決めないものも多く、求職者に対して面接に進むための判断材料を提供することを目にしているケースもあります。
カジュアル面談は、企業と求職者との間で、より良い関係を築くためのコミュニケーションの場として、主にIT系の企業やベンチャー企業で注目されています。
実際に、私も転職活動の時はカジュアル面談から始める事が多かったです。今だからいいますが、オンライン面談だったので、こんな感じで上半身だけ整えて受けたこともあります。(※みなさんには全くお勧めしません)
(イメージ図 引用:https://www.pakutaso.com/)
建設業でもカジュアル面談を実施している会社はある?
結論から言うと、建設業で職人さんや施工管理の方向けにカジュアル面談を実施している会社はとても少ないと思われます。はっきりした数字はわかりませんが、Googleで「建設業 カジュアル面談」と検索しても、数社がヒットするというくらいでした。
ですが、「カジュアル面談」と銘打ってはいないものの、実質的にカジュアル面談に近い採用活動を行っている会社も多くあります。
実際に助太刀社員で求人の募集をしている会社の中でも、面接の前に社内見学からスタートを推奨する会社もありますし、「気軽に話だけでもしたい」というスタンスの会社は意外と多いです。
他にも、助太刀社員では気になる企業に応募する際、その企業への志望度合いを選択することができます。
選択肢は「今すぐ働きたい」・「まずは話を聞きたい」・「少し興味がある」の3つから選ぶことができ、その選択は応募企業に伝わるようになっています。
そのため、「まずは話を聞きたい」・「少し興味がある」という選択肢で応募することで、募集企業に対して意思表示することができます。
注意点としては、募集企業もカジュアル面談と理解していないケースもありますので、「少し興味がある」という形で応募しても職歴書を求められたり、通常の面接と同じように捉えられてしまう可能性もあります。この点については、応募後の企業とのメッセージのやりとりの中でコミュニケーションをとっていくといいでしょう(助太刀社員サイト上でメッセージのやりとりが可能です)
カジュアル面談のメリット
カジュアル面談には、以下のようなメリットがあります。
- リラックスした雰囲気で面談ができるため、緊張することが少なくなる
- 自然な会話が生まれやすく、気になる企業と気軽に会話ができる
- 求職者の本当の姿を知りやすいため、企業側はより正確な人物像をつかみやすい
- カジュアル面談の場でのコミュニケーションは、求職者にとって貴重な情報収集の場になる
以上のように、カジュアル面談は、従来の面接とは異なる、求職者と企業とのコミュニケーションを重視した新しい形の面接です。
カジュアル面談で準備するもの
そんなカジュアル面談ですが、実施する上でいくつか準備をしておく必要があります。
質問内容を考える
質問内容を事前に考えておくことは、カジュアル面談に臨む上で非常に重要です。求人内容を確認した上で、どんな情報を知れば会社のことがもっとイメージしやすくなるかを想像して、質問内容を考えていきましょう。
自己紹介の準備
カジュアル面談では、面接のように自己PRを求められることは少ないです。ですが、募集企業も応募者の方がどんな方なのかを知りたいという気持ちはあります。そのため、ご自身がどんな方で、どんな仕事をしてきて、今後どういった仕事をしていきたいかなど、自分自身について話ができるように準備しておく必要があります。
服装のチェック
カジュアル面談とはいえ、清潔感の無い服装はお勧めできません。汚れた服やボロボロの服装で面接に臨むことは避け、清潔感のある普段着で臨みましょう。
カジュアル面談の流れ
カジュアル面談の流れは、企業や面接官によって異なる場合がありますが、一般的には以下のような流れになっています。
1.挨拶や自己紹介
カジュアル面談の最初には、挨拶や自己紹介を行います。自分自身について簡単に説明したり、求職者から企業に質問をしたりすることで、双方の関心事や印象を確認します。
2.職務経歴の説明
職務経歴について簡単に説明します。この段階では、あまり長い説明は不要で、1分程度で簡潔に説明するといいでしょう。
3.企業の情報についての説明
カジュアル面談では、企業側からも、その企業のビジョンや文化、働く環境について説明があります。求職者は、この機会に企業についてより深く理解することができます。
4.質問を中心としたコミュニケーション
ここまでの双方の話をもとにお互いに質問をして、理解を深めていきます。
5.終了の挨拶
カジュアル面談の最後には、挨拶をして終了します。次の面談や手続きについての説明がある場合もあります。
カジュアル面談のコツ
ここではカジュアル面談のコツについて解説します。カジュアル面談を有意義にするためには以下のようなコツがあります。
リラックスした態度で臨む
カジュアル面談は、通常の面接よりもリラックスした雰囲気で行われるため、求職者もリラックスした態度で面接に臨むことが大切です。緊張しすぎず、自然な会話を心掛けましょう。
無理な装飾やアピールは避ける
カジュアル面談では、無理な装飾やアピールは逆効果になることがあるため、自然な自分自身を紹介することが大切です。また、嘘をついたり、自分自身の経験やスキルを過大評価することも避けましょう。
会話に積極的に参加する
カジュアル面談は、自然な会話が重視されるため、求職者自身も積極的に会話に参加し、自分自身の魅力をアピールすることが大切です。また、相手の話に興味を持ち、適度なタイミングで質問することも重要です。
コミュニケーションの取り方に注意する
カジュアル面談は、会話が中心のため、コミュニケーションの取り方に注意することが大切です。相手の話をしっかり聞き、適度な笑いや感謝の言葉を忘れずに伝えることで、相手との信頼関係を築くことができます。
アフターフォローをする
カジュアル面談の後は、アフターフォローを行うといいでしょう。面接官に対し、面接中に感じたことやアピールできなかった点をメールや手紙で伝えることで、印象をアップさせることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。カジュアル面談は、通常の面接よりもリラックスした雰囲気で行われるため、気軽に、企業とのコミュニケーションを深めることができます。しかし、カジュアル面談を有意義にするためには、事前の準備が必要です。
ぜひこの記事を参考に、気になる企業に応募してみてください。
[文/赤木 勇太]
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